DAEMON Toolsで快適
画面写真ではDAEMON Tools V3.33を使用しています。
環境:Windows 2000 Pro SP2
〜DAEMON Toolのススメ〜
DAEMON Toolとは、CDイメージを仮想CDとして扱うためのソフトです。つまり、CD−Rに焼かなくても、ハードディスク上のイメージファイルをCDとして扱うことが出来るソフトです。その特徴は、
☆プロテクトCDが使える
DAEMON Toolは正確なCDイメージがあれば、起動時にプロテクトチェックを行うソフトウェアでも実行できます。セーフディスクVer.2.5のように、対応できるCD−Rが非常に少ないプロテクトの場合でも、正確なイメージは多くのドライブで作成可能なためDAEMON
Toolを使ってソフトウェアを実行することが可能です。
☆ハードディスク上にイメージがあるから速い
当たりまえですが、仮想CDですからとっても速いです。ゲーム等でBGMに音楽CD(CD-DA)を利用している場合、曲の切り替えがストレスなく行われ快適になります。私も「Winning
Post 5 with PowerupKit (KOEI)」をDAEMON Toolsで実行していますが、頻繁にBGMが切り替わるので本物にくらべ圧倒的な速さです。DAEMON
Toolsでは瞬時に曲が変わりパッパッと進んでいくので、1度この快適さを味わったらやめられません。ちなみに、Winning
Post 5 with PowerupKitはセーフディスクVer.2.30.031です。
☆イメージチェックにも使える?
せっかくイメージを作成して焼いたのに失敗だったら悲しいですよね。そこで、イメージが正常かどうか調べるという意味で使ってみるのも悪くないでしょう。あきらかにミスっている場合、DAEMON
Toolでは使えないのですぐわかります。ただし、DAEMON Toolsにはプロテクトエミュレーションがあるので、正確なプロテクト情報の無いCDイメージでも起動する場合があります。
☆無料で利用できます
非営利目的で使う分には、ライセンス登録(有料)をする必要はありませんので、無料で使うことができます。イメージ作成にも、フリーソフトのD-dumpやCloneCD(体験版では書き込みが21日間のみですが、イメージ作成はその後も出来る)が使えます。特に、CloneCDは高性能ですのでオススメです。
〜DAEMON Toolの導入〜
最近は、RAR自己解凍形式ですので、そのまま実行するだけです。実行すると、上のように表示されますが、そのまま「Accept」でインストール開始できます。"This
program is NOT freeware."とある通り、このソフトはフリーウェアではありませんが、
"If you don't use this program for commercial purposes you do not have to
register a license and are allowed to use this software for free."
とある通り非営利目的で使う分には、ライセンス登録をする必要はありませんので、無料で使うことができます。インストールにはWindows
Installerが必要です。Windows 95/98では標準で入っていないので、無ければダウンロードして先にインストールしておきましょう。また、ちよクロシステムより、日本語化パッチが公開されていますので、併せて入手しましょう。
インストールが終了すると、タスクバーに赤いアイコンが出現します。これが、DAEMON
Toolsです。ここで右クリックして、メニューからExitでいったん終了してから日本語化パッチを当てて下さい。再度起動すると、日本語になっているハズです。
☆入手先 THE
DAEMONs HOME Windows
Installer 2.0 for Win95/98/Me (1,700KB) ちよクロシステム
〜ちょっとだけ使い方〜
オプションの一番上に、アナログオーディオというのがありますね。サウンドカードがデジタルCD再生に対応していれば、ここのチェックを外してデジタルCDとして機能します。(もちろんWindowsの設定で、「このCD-ROMデバイスでデジタル音楽CDを利用可能にする」にチェックを入れて下さい)対応していない場合やよくわからない場合は、アナログオーディオにチェックを入れておけばDirectSoundで音が出ますので、オーディオトラックのあるCDも再生できます。(※デジタルオーディオが推奨されています。詳しい設定法は、ヘルプ−マニュアルのオーディオのプロパティを変更を参照下さい)
CDをマウント(ドライブにCDを入れた状態)にするには、一番上の「仮想CD/DVD-ROM」から「デバイス0:〜」にカーソルを持っていくとイメージをマウントと出ますので、そこからファイルを指定して下さい。当サイトで紹介したソフトで作成したイメージ以外にも、DiscJuggler等で作成したイメージにも対応しています。ファイルを指定したら、マイコンピュータやエクスプローラで確認してみましょう。自動マウントがチェックされている場合は、オートランでソフトが起動するでしょう。
メニューのエミュレーションからSafeDisc・SecuROM・LaserLockが選択できるようになっていますが、これはfastdum機能を利用する場合にチェックするのであって普段はチェックしません。チェックするとアイコンが緑色になりますが、赤のままでOKです。
「仮想CD/DVD-ROM」から、「デバイスの数を設定」で最大4ドライブ使用出来るので、よく利用するソフトをイメージ化してマウントしておけば、非常に便利ですよ。
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