ImgTool Classic 0.90 でISOイメージに変換
関連情報
■ISOイメージのライティング方法
■DAEMON Toolsでマウントして再生する
 
各種バックアップツールで変換(圧縮)したファイルをメディアにライティングする際、ISO形式のイメージファイルに変換してからライティングする方法を解説します。※イメージファイルとは、ディスクの中身を丸ごと吸い出したファイルのことです。

一部のライティングソフトでは、ライティングの際にファイルの並び順を勝手に入れ替えたり、セクタを詰めてしまったり等の不具合があるため、PCでは再生可能なのに家電DVDプレーヤーでは再生できない…、というトラブルが発生する場合があります。 そこで、ISOイメージ形式に変換することにより、DVD-Video形式のライティングに対応していない旧バージョンの製品をお使いの方でも、DVD-Videoの規格通りにメディアを作成することができます。また、作成したイメージファイルをDAEMON Tools等の仮想ドライブにマウントすれば、実物のDVDと同じように扱えるようになるため、イメージファイルからDVD-Videoを鑑賞することができます。

尚、B's Recorder GOLD Ver5.25以降をお使いの方は、VIDEO_TSフォルダをデータとしてそのまま焼いてOKですので、あえてイメージ化する必要はありません。

ImgTool ダウンロード
http://www.coujo.de/ib/index.php?act=html_include&incl_name=download
 
ImgToolは数種類のバージョンがありますが、ここではImgTool Classic 0.90を使用します。日本語化パッチはねいみ〜様のサイトにあります。
 
ダウンロード後、任意の場所置き、ImgTool Classic 0.90を起動します。
操作方法は簡単です。起動後、上記の画面が表示されますので、入力元ディレクトリ、出力先、ボリュームIDを任意で設定します。上記の例では、Gドライブ直下に「DVD」という名前でフォルダを作成し、その中に「VIDEO_TS」フォルダを置いています。イメージファイルは4GBを超えますので、十分に空きのあるドライブを指定して下さい。 尚、Windows98、MeなどのFAT32環境では4GB以上のファイルを作成することができません。FAT32環境の方は、必ず設定→分割して出力[1GB]を選択して下さい。

設定が終了したら、イメージをクリックするとファイルの作成が始まります。
 
正常に処理が終了すると下記のダイアログが表示されます。所要時間は10〜20分程度です。
出力先として指定した場所にISO形式のイメージファイルが作成されています。ISOイメージのライティング方法はこちらです。
 
ImgTool Classic 0.90 Build 8
ImgTool Classic 0.90 Build 8では、イメージ作成後にDVD Decrypterが起動し、ライティングを自動で行ってくれるという新機能が追加されました。DVD Decrypter 3.1.7.0以降のバージョンで対応しているようですが、作成されたイメージをそのまま焼く場合にはとても便利な機能です。
 
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