「記録型DVDドライブ」という名称が一般に知られる以前、DVD-Rがまだ無かった時代からDVD-RAMを扱っているパナソニック。
製造は基本的にパナソニック四国エレクトロニクス(旧名松下寿通信工業)が手がけている。
5インチドライブには、カートリッジRAMに対応するものとしないものがあり、SW-957Xはカートリッジ対応、SW-958Xはカートリッジ未対応となっている。
06年1月、アイオーデータから12倍速DVD-RAM対応ドライブ「DVR-ABM16G」が発売された。
このドライブは、カートリッジ未対応の「SW-9587」がベースで、松下初の12倍速DVD-RAMおよび8倍速DVD±R
DL対応ドライブとなる。
05年末に発売されたばかりである、SW-9586ベースの「DVR-UM16R」は早くも旧機種となってしまった。
SW-9586自体はIFA2005においてDVD-RAM16倍速機を発表していただけに、ファームウェア更新でのDVD-RAM高速化を希望したいところ。
05年6月、アイオーデータより発売された「DVR-UEM16C」はSW-9574-Cがベースとなっており、カートリッジDVD-RAM対応ドライブを待ち望んでいたユーザにとっては朗報だ。
5インチモデルのリージョンフリーに関しては、残念ながら改造ファームウェアが存在しない。
また、 DVD Region+CSS FreeやAnyDVDも動作しない。
これは同社製DVDドライブが、マルチメディアコントロール(MMC)規格に準拠していないためと言われており、今のところ回避方法は無い。
リージョンフリーを考えている方は、パナソニックブランドのドライブ購入時には注意が必要だ。
2.5インチモデルについては、ごく一部モデルに改造ファームウェアが存在する。
リージョンフリーソフトウェアについては、動作条件がシビアなのか、掲示板でも動作する/しないの報告が入り乱れている。
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