Dos-V Melancholic day

 


内蔵SCSIターミネータ


 

ターミネータを買わなければならないのは次の場合です。

Ultra320 SCSI/Ultra160 SCSI/Ultra2 SCSIなどLVD仕様のHDDを使用する場合で、内蔵用の68ピンSCSIケーブルにターミネータが付属していない場合。(LVD仕様のHDDはケーブルの終端でターミネートする仕様となっており、ドライブ上のジャンパでターミネートすることはできません。)

 

ターミネータには、パッシブ・ターミネータ(一番古いSCSI-1規格で、現在使われることはない)とアクティブターミネーター(現在の主流で、SCSI-2以上の規格で使われる)の2種類があります。

特に50ピンのFast SCSI/Ultra SCSI規格のドライブをつなげる場合には、必ずアクティブターミネータと書かれているか、それと確認できるものを買ってください。SCSI-2以降の規格はすべてアクティブターミネータとなっています。

内蔵SCSIケーブルに取り付けるターミネータには、50ピン用/68ピン用/LVD対応68ピン用の3種類があります。

 

使用するHDD 使用可能なターミネータ
Fast SCSI/Ultra SCSI 50ピンタイプ。Ultra SCSI対応のものはFast SCSIでも使える
Ultra Wide SCSI 68ピンタイプ。Ultra Wide対応とかSE対応と書いてあるもの
Ultra2 SCSI 68ピンタイプ。LVD対応でUltra2対応/Ultra160対応と書いてあるもの
Ultra160 SCSI 68ピンタイプ。LVD対応でUltra160対応/Ultra320対応と書いてあるもの
Ultra320 SCSI 68ピンタイプ。LVD対応でUltra320対応と書いてあるもの

 

50ピン用アクティブターミネータ                        68ピン用アクティブターミネータ


ターミネータは内蔵ケーブルの終端に接続します。ターミネータの接続を忘れると、SCSIバスに接続されているデバイスの動作が不安定になるだけでなく、最悪、データを壊すこともあるので十分注意してください。

 

Fast SCSI/Ultra SCSI/Ultra Wide SCSIではケーブルの終端に取り付けたSCSIデバイス(HDDCD-ROM, テープドライブ等)上のターミネータを有効にしてターミネーションを行うことができます。この場合は、ケーブルの終端にターミネータを取り付ける必要はありません。(但し、終端以外のSCSIデバイスのターミネータはすべて無効にしなければなりません。) もちろんLVD仕様のHDDを接続するときと同様に、ケーブルの終端にターミネータを取り付けてターミネーションを行うこともできます。(この場合には、すべてのドライブのターミネータを無効にする必要があります。)

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